猫の名はプーチン~The silly alley cat's blog~

プーチンさんは元地域のボスで私の最愛の猫でした🌈 (Amazon・楽天・うさパラのアフィリエイトプログラムに参加しています)

異文化の中で生活するということ① ~移民と難民~

 みなさんは外国の方と暮らしたことがありますか?
 
 たぶん、留学や海外赴任のなどの経験がなければ、国内にいる日本人はほとんど機会がないと思います。それが普通です。外国人と暮らすというのは、異文化を受け入れるということで、双方が寛容にならなければなりません。
 
 私の場合、語学留学をした時のホームステイが初めてで、アメリカ人でした。初めての外国人との暮らしが彼女のお宅だったのは、ラッキーだったのかもしれません。とてもアメリカ人らしい方で、もちろん今も仲良しです。
 次のハウスシェアのルームメイトもアメリカ人、ただし彼女はぶっ飛んでいて、私の前のルームメイトはゲイだったり、その後のルームメイトも多国籍、2年前に滞在させてもらった時は、ベトナムと中国のハーフとサウジアラビア人の男の子2人にお部屋を貸していました。
 とにかく、彼女のまわりには面白いぐらい人種と民族が違う人たちがいるのです。私のアメリカ体験は、また、おいおい書いていこうと思いますが、つまり、予期せずして、今話題になっているイスラム教の子と、1か月近く一つ屋根の下にいることになったのです。
 サウジアラビア人の男の子は大学生、3か月だけ訳あってそこの家にいたのですが、とても気さくな男の子でした。彼は朝5時ごろアラームを鳴らし、どうやら朝のお祈りがあったようで、それか毎日の出来事でした。そして、食事ですが、意外なことにピザはよく食べていて、宅配もしてもらっていたので、ハラールどうなってるんだろう?なんて思ってはいたのですが、やっぱりお酒と豚肉はダメらしくって、ある日私がベーコン焼いていたら「なんで僕たちは豚肉食べちゃいけないんだろう?」って聞いてきたので「たぶん昔、教祖様が食あたりをしたか、好き嫌いがあったんじゃない?w」と言ったら「なるほど!」と言って笑っていました。ちなみに彼が食べていたベーコンはターキーで、その他もだいたいイスラム系のスーパーで買ってきていました。時々、夕飯がいっしょになりましたが、よく考えれば同じキッチンで豚肉ってまずかったんじゃないのかな?と今頃気づいて申し訳なく思ったりもしたのですが、戒律がきつくない宗派はエマージェンシーとして大丈夫らしいので、あの時はきっとそうたっだのだと思います。これも相互に寛容の一例ですが、これは彼が1人で、この時はつまり少数だったから譲歩してたのではないでしょうか?
 
 さて、ここで言いたいことは、アメリカとは違い、日本は独特の文化を持ち、世界でもかなり難しい言語を使っている国だということです。
 なので、安易にたくさんの難民を受け入れると双方が悲劇だということです。受け入れが数人や数十人なら、彼らも食習慣などをエマージェンシーとして受け入れるでしょうが、ドイツやヨーロッパのような人数になると、主義主張をはじめるでしょう。そのとき、受け入れた日本人は譲歩できるでしょうか? そういえば、大阪で大学のサテライトオフィスで働いていた時、貸し会議室を利用されたサウジアラビア政府の方が、やはりお祈りタイムがあるので、方位が知りたいとおっしゃったことがありました。この時のように少数なら気にならなくても、フランスでおきている様に、街中で突然お祈りが始まったらどうなるでしょう? 多くの移民や難民は集まって住むという傾向を忘れてはいけません。集まって住むとその土地になじもうとはしないですし、言葉も学ぼうとはしないでしょう。新しい国を作り始めるかもしれません。難民や移民を大量に受けいるという事はそういう事です。
 今日の日曜討論にでられていた方が、「難民に来てほしい、どうやったら来てもらえるかアピールしましょう」とおっしゃっておられて、本当にいろいろな考えの方がいるのだなと改めて思いました。こういう方々、は一度受け入れたら簡単には帰れとは言えなくなるということをどうお考えなのでしょうね?
 確かに、難民の方はお気の毒です。でも人を受け入れるという簡単ではありません。一時の感情で決められるものではないのです。今は難民と言って限定的措置でも、待遇が良く居心地が良ければ、荒れ果てた故郷に帰る気になるでしょうか?私が同じ立場にたったなら、移民として一生その土地に住みたいと思います。
 実はこれは、シリアだけの問題ではありません、我が国は、他国の動向を注視していく時期だと思います。やっと安保法案が成立した今、安倍首相の国連での演説には様々な思いが込められているように思います。

www.sankei.com

 
6日目  空腹にたえかねるあほうさん
f:id:annesea:20151004202702j:image