#楽天銀行、いきなり「お客様の外貨普通預金の利用制限を...」ってメッセージで通知がきて使えないんだけど・・・。なんだこれ???
あ、ついにお知り合いにも被害が及んだのかというTweet発見!
昨年あたりから、楽天銀行が一部カスタマーの口座を制限や凍結をしてたのは知っていたが、それにしても楽天はかなり思い切った取り組みをし始めたようだ。これでは善良な一般顧客まで逃すのではないのかとさえ思うほどだ。
楽天がここまでする理由の1つに法の改正が絡んでくるのだが、普通の人達は知らないと思うし、まさかそんなことで自分の口座が凍結されるとは思ってもみないだろう。
*福岡県行橋市議の小坪慎也先生のブログが、参考になるのでご了承を得て引用しました。↓↓
まず、楽天銀行でこのようなことが始まった時期がこのあたり。
しっかり時期が被るのである。
もともとネットバンクというのは加入条件がゆるい。お手軽口座が持ててしまう。(まぁ、日本は銀行口座作るの簡単)きっと多くの利用者は、オークションや楽天がらみの決済・ネット証券などの決済口座として使用しているとは思う。つまり不特定多数の口座とのやりとりも増える。そういったネットのお財布代わりとして使っている人がほとんどだろう。たぶん。
ただ、これが今回の法案の施行でいろいろ厄介なことを引き起こしている可能性が高い。ネット上で言われている対象となっている人達はオークションを頻繁に活用している人なので、楽天銀行が組んだシステムの網に引っ掛かる何かがあるのだろう。「つまりテロ3法」なんて、善良な市民なら関係ないからよく知らないではすまない事がこの件の根底にあると感じている。私も時々、ヤフオクや楽天オークションを使うのだけど、正直相手がどんな人かなんでわからない。基本的に法人のオークションしか使わないのであまり気にしていなかったが、個人の出品者にはひょっとしてそういう人が紛れているかもしれない。
銀行には管理責任あるので、楽天はこの法改正を機に、今まで緩かった顧客管理を締めようとして、いきなり締めすぎてこんなことになっているような気もする。
まぁ、これは私の憶測で、ほかにもいくつか気になることはあるのだけど、考えていたら頭の中がどんどん陰謀論的になるのでやめよう(笑)
今回の事で、給与振込口座やメイン口座として使っている方は、他行の口座や現金の手持ちがない場合パニックを起こされているようだ。利用規約ってちゃんと読んでいる人ほとんどいないと思うし、読んでいてもわかりずらい。
さらに、いつの間にか変更されていたり、その変更もメールで送られてくるだけなので、見過ごすことも多いと思う。そういうメールは利用者にとっては、ほぼ改悪である。
ネット銀行は、その特性から、窓口対応がない。電話かメールが主な連絡ツールとなるが、楽天関係は電話対応の人員がかなり少ないようで、電話がかかりづらい。なので必然的にメールとなるが、これも返事が早いとは言えない。ということで、この件に関しては経験者もおっしゃっている通り、金融庁に相談するのが最短の道のようだ。
金融サービス利用者相談室 皆様の「声」をお寄せください!:金融庁
こういった金融がらみの件では、経済評論家の渡邉哲也先生のTweetと動画がとてもわかり易くて参考にしている。詰め将棋のようでとても面白いし言葉遣いが丁寧なところがとても勉強になっている。
銀行口座をだれでも持てた国は少ない。 欧米の場合、小切手の歴史などから口座開設には審査があり、だれでも銀行取引が出来るわけではないのですね。国際的な金融規制強化で日本もそれに合わせ始めたという話ですね。 対応しないと銀行が制裁対象になってしまう。
— 渡邉哲也 (@daitojimari) 2015, 9月 28
現在、テロ三法の完全施行の全段階として、対象と関連口座の閉鎖が始まっている。鬼ごっこのようなもので、閉鎖口座と関わっていた人の口座も調査の対象になり、違法とされると口座が凍結され金融取引ができなくなる。マイナンバー開始でこれが厳格化されるわけです。
— 渡邉哲也 (@daitojimari) 2015, 9月 28
8/21に発売された渡邉先生の本 今のお金の流れが簡潔に書かれている