猫の名はプーチン~The silly alley cat's blog~

プーチンさんは元地域のボス猫 ロシアからじゃないけど愛をこめて(笑) ~大好きなSeattleと本と猫と寺社参拝と...その時の気分で書いてます~

家系図を作ろう!(^^)! 戸籍について学んでいる② ~夫婦別姓は家を弱くするは本当??~

12月16日に最高裁の判決が出て何かと話題の夫婦別姓」問題
「自分の名前で死ぬこともできない。。。」なんて考えるとは、世の中様々な考えの人がいらっしゃるものですね。

news.yahoo.co.jp

私の周りには、夫婦別姓じゃないと‼」と躍起になっている方はおられません。

仕事上、なじんた「姓」を変更するのが面倒だからとそのまま使用している方はおられましたが、法まで変えて「別姓」にしたいなんて方はおられないので、あんまりよくわからないのですが、ちょうどいいので戸籍のお勉強ついでに調べてみることにしました。

まず、お決まりの官庁HP検索

www.moj.go.jp

おっ、夫婦別姓ではなくて正式には夫婦別氏なのですね。

ふむふむ。

 

実は最近、戸籍に詳しいお友達ができまして、気になることを質問して教えてもらっているのですが、日本の戸籍の話って知ると結構面白い話もあるんですよね。時々、「戸籍あるあるのクイズです!」って、レアなネタを提供してくれるので勉強にもなっています。(それはまた後日^^)

 

今回の選択的夫婦別氏制度の件ですが、そもそもなんで夫婦になるのに、どうしても別々の氏にしなければならないのでしょうか? そこにはあるのか?(笑)

祖父母の戸籍など戦前の戸籍(改正原戸籍・除籍)取るとよくわかるのですが、まず戸主(家長のことですね)という人がいて、その人の戸籍にさまざまな人が紐づけされていきます。ちなみにうちの祖父、曽祖父の従兄の戸籍に入ってました。祖父の家は代々商家だったのでかなりややこしく面白い戸籍になっています。(これもまた後日)

 

夫婦別氏にしたい=家族別氏したいなのですが、「海外では・・・」という話をよく耳にします。

niseco.jp

知っている範囲ですが、まずアメリカ

この国、そもそも戸籍ってないのです婚姻の届出方法も州によって違います。

戸籍がない国を例にしてはいけませんね。

アメリカだと、だいたい、ファーストネーム(名前)ミドルネーム ラストネーム(氏)で、結婚するとミドルに旧姓入れたり、バリエーション豊富に使っているみたいですが、彼ら基本的にファーストネームで呼ぶので、氏はそんなに気にしていないのかもしれません。

まぁ、政治家とか有名人とかは別ですが、通常の生活やビジネスでラストネームで呼ぶというのは、日本のようには多くありません。

なので、制度そのものがない国を持ち出すのは本末転倒かと思います。

ちなみに、有名な方を例に挙げてみると 、

Hillary Rodham Clinton

ヒラリー・クリントン - Wikipedia

ヒラリーさんもミドルに旧姓いれてるみたいですけど、通常はヒラリー・クリントンを使われていますね。

友人や知人は離婚しても、そのまま元旦那さんのラストネーム使ってる人も多いですし、まぁ、選べると言えば選べるのですが、日本のように戸籍法がないのでこだわりが少ないのでしょう。

 

次に、中国は制度自体がまったく違うので、これもいっしょにするのはどうでしょうか?

農村と都市で戸籍が違うそうなので、氏名以前の問題でしょう。 

一応 、簡単に調べたところによると、以前は夫婦別氏だったようですが、今は逆に夫婦同氏に出来るようになったようです。その場合、子の氏は選択制らしいです。
 
中国と同じで、中華圏の国々夫婦別姓のところが多いようですが、これは儒教の影響によるもので、はよそ者として扱われていた名残というのが、大方の見方です。
 
 実は、日本とよく似た戸籍制度って台湾・韓国(戦前の日本ですが、内地戸籍・外地戸籍という別形式で全く同じものではなかったようです。)ぐらいのようです。
 
韓国中国同様に夫婦別姓で、1997年までは同姓同本不婚という制度があったそうです。 

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 ただし、韓国の家制度については諸説あるので、あえて個人的意見を述べるのは差し控えたいと思います。

韓国ドラマの特に時代物を見ていると、ファンタジーの中に真実が隠れていたりするので面白いですよ。

歴史は、第三国の立場で見たほうが良くわかるのです。

 

これを書きながら、様々な角度でググったわけですが、夫婦別姓は家族の絆を弱くするというとかいう方達は、世界に喧嘩を売っている」というブログがありました。

 

私はね、個人的意見ですけど、夫婦別姓は家族の絆を弱くすると感じています。

というか、戸籍制度を見ていて思うのですが、昔の制度ってすごいというか結びつきなんですよね。

強固と言った方がよいのではないかと思います。

これは、日本独特だと言ってもいいと思うんですが、明治に出来た戸籍って、家長がまとめていた家を1つの戸籍にしていたものなんですね。

我が家のように従兄なんてものまで入ってて、血縁の塊を現していたように思うのです。

それが、戦後に夫婦単位の戸籍になって核家族っていう夫婦と子供が一単位になって、ちょうど人の移動が容易になった時期とも重なったのもあって、親子兄弟姉妹はまだしも、そのほかの親族と関わる事はとても少なくなったのではないかと思います。

今回、最高裁まで戦った夫婦別氏にいたっては、もう夫婦も別で個を重視するような感覚になると思うのです。

そこまでしたいなら、もうを入れなきゃいいんですよ。そういう人たちは、おフランス事実婚・市民籍=戸籍ではない)みたいにご自身達のお好みでと思うのです。

今の制度でも、夫婦どちらのを選んでもよいわけですし、女性側がどうしても変えたくなければ男性が変わればいいのです。

女性筆頭者になって、男性妻の氏を使えばいいのです。

ちなみに、男性が女性の氏になるのは婿養子とは言いません。

戸籍法において平等なのです。

だれも教えてくれない戸籍の話(婚姻1)

ここでいう、家族のを弱くするとは、他国と比べてではないのです。

元々の家制度からの変遷で、さらに繋がりが希薄になるという事なのです。

 

日本の戸籍法なので、外国人がどうこういうものではないと思うのですよ、どの国も長短あるわけですし、世界統一基準があるわけでもない、の使用方法は、各国違うのです。

実は、このレアな法律が世界的に画期的な法・制度かもしれないわけで、斬新で先進的なのかもしれません。

現に、中国別姓のみから同姓使用もOKになったわけです。(こちらの方が男女同権という意味では大きいと思います。)

 

行政の事務変更もマイナンバーができたから問題ないという方もおられますが、戸籍になるとそう簡単ではないのですよ。

戸籍上の亡くなっている方にマイナンバーふるわけでなし(笑)

現在戸籍以外の紐づけって。。。誰もやりたくないと思いますよ。

簡単だと思っている方、戸籍の勉強と一般的でもいいので事務処理の電算化に関わる動力と問題点及び費用の算出をしてみて下さい。

ある意味かなりの雇用創出できるかもしれません。(素晴らしい!)

そして、それらはすべて税金です。(頑張ってみんなで払いましょう。)

 

いかがでしょうか?

 

現在、あるクラスターの方々を除いて、強く戸籍法の改正を願ている方がおられるようには思わないのですが。。。

TVとかネットのコメントを見ても、絶対に別姓とおっしゃってる方は少ないように感じます。

たしかに、会社での旧姓の使用については、まだ30%の会社で禁止というのはちょっと驚きましたが、こういう事を改善したりすればよいと思います。

「どうしても、絶対に、何があっても!!」とおっしゃる方は、職場やまわりの方に旧姓で呼んでいただいたりすればよいのです。

それにしても、贅沢な世の中になってきましたね。

昔々は、ほとんど氏ってあっても使えなかったのですから、

良くなれば良くなるほど、あらゆる面で現代の不満というものは。。

贅沢なのだと思います。

人の思いというのは様々です。

少数派である限り、どこかで折り合いをつけなければならないのです。

折り合いがつかなければ、はてさて・・・

 

私ですか? もちろんそんな贅沢は言いませんよ。

日本人と結婚できれば、変えてみたいですね。苗字。

いや、むしろ絶対に変えてみたい!!

あずす~んあずぽっしぶるで(笑)

 

参考書籍 

戸籍のことならこの1冊 (はじめの一歩)

戸籍のことならこの1冊 (はじめの一歩)

 

 過去記事 

annesea.hatenablog.com

 

 

  

83日目 あほうさんの旧名はネコ丸だった件

       氏はないのです、通いだから(笑)    

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