御朱印・寺社巡りを始めて約2年が経とうとしていますが、行く先々の寺社で素敵なオリジナルの御朱印帳をみつけてついつい購入してしまうのですが、だいたい小さいサイズの御朱印帳(160㎜×110㎜)が多いので、手持ちのものでは伊勢神宮と出雲大社のものだけが大きいサイズ(180㎜×120㎜)なので、神社の書置きで小さいサイズに貼れないものはこちらに貼っています。
お寺用も一つは大きいサイズの物が欲しいのですが、それはまたおいおいどこかで気に入ったものがあればと思っています。
私の場合、御朱印帳はお参りした神社の物で十分という程持っているので、市販のものを買おうとは思っていなかったのですが、一つ大きな問題にぶち当たってしまいました。
そう、お寺の書置き御朱印のサイズがフリーダムすぎて、大きいサイズの御朱印帳でも収まりきらないものが出てきてしまったのです。
御朱印めぐりをされていると、やはりみなさんぶち当たる壁のようで、色々工夫されていますね。
私もお寺の物で数枚、大きいサイズでさえ、はみ出てしまうものが出てきてしまったので、それをずっと、A5のファイルに入れて置いておく訳にもいかず、かと言ってどこを探してもA5(210㎜×148㎜)の大きさの御朱印帳を見つけることができず、いや、実は一つ見つけたのですが、それは蛇腹タイプではなく和綴じのものだったので残念ながら却下いたしました。
他にもB5サイズや見開きタイプや書置き専用のシートタイプなどは見つけたのですが、あくまで私の探していたのはA5の蛇腹の御朱印帳だったので、御朱印帳を扱っておられるお店や製本をされているところをTwitterで見つけて質問すると、できなくもないようだったのですが、時間がかかったり特別なので代金がかなり高くつきそうで躊躇しておりました。
そこでふと思いついて、久しぶりにMinneで検索すると、気になるお店がヒットしました(*'▽')
KOEIDOさんは京都の製本屋さんで商品の紹介のところに
『紙を扱う製本業を営んでおり色々と珍しい柄で御朱印帳を作ってみたいという思いから作り始めました。京都の地で私が作成しています。
”私たち夫婦のこだわりは”
にじむこともなく垂れることもない絶妙なバランスの和紙を選んでおります。
和紙のやわらかで優しい手触りを感じ取っていただけると思います。
接着面に麩糊を使っていますので和紙との相性もバッチリです。
布の切る場所は朱印帳が仕上がった時一番映える場所をカットしています。同じ柄でも切る場所によって色々な表情をみせてくれるので一点ものになります。また表紙と中身の間には綺麗に仕上げるひと手間かけています。...』
と書いておられたので、問い合わせをしてみることにしてみました。
大きな書き置きが数枚手元にあり、A5サイズの御朱印帳を探していることと、できたら猫柄の物が作りたいということで、この写真を添付しておきました。
そうすると、すぐにお返事が届いて作成できるということだったので、A5の御朱印帳を4冊お願いすることにいたしました\(^o^)/
なぜ4冊注文したかというと、自分用が日蓮宗の御首題帳とその他の宗派のお寺用で2冊
あとの2冊は御朱印めぐりをされているお友達へのプレゼント用にしようと思ったのです。
もうひとつの理由は、特別サイズを気持ちよく引き受けてくださったのでできるだけ多く注文したかったからというのもあります(*^-^*)
A5の御朱印帳がベストサイズだと思った理由は、関西から実家に戻る前にシアトルでクラスメートだった神戸在住の友達とお伊勢参りをした時に、近鉄さんのおかげ参り切符についていたノート型の御朱印帳がちょうどA5で、これに書き置きを置くとバランスが良かったからなのです。
あれからもう9年、月日の経つのは早いものですね(;・∀・)
このプランはなくなってしまったのですが、近鉄さんの現在のプランはこちらになります↓
往復特急券がついてこのお値段はとってもお得ですよ(*^^*)
私の初めての御朱印帳はこれなのですが、このころは御朱印のことがよくわかっていなかったので、やっぱり御朱印帳は蛇腹や和綴じの方がよいですね。
これも思い出のひとつです。
というわけで、めでたくKOEIDOさんにA5の御朱印帳を作っていただけることになったのですが、猫好きの私は猫柄の御朱印帳が欲しいので、KOEIDOさんにその旨をお伝えしたところ、ちょうどその時はA5が作れる猫柄の生地の在庫がなかったので、今まで出品している中で気にいった柄があれば仕入れてくださるとおっしゃっていただいたのですが、自分の好きな生地を送ってもいいということだったので、せっかくなので自分が気に入る柄の物にしようと楽天で検索して、USAコットンの猫柄の生地をKOEIDOさんに直送しました。
今、これを書きながら生地の購入履歴を見たら無くなっていて、あれ?と思ったのですが、直営のサイトとヤフーショッピングの出店になったようです。びっくりした(゜o゜)
こちらのお店は30㎝以上10㎝単位で購入できるので、御朱印帳用にはロスが少なくてすみました。
生地がKOEIDOさんに到着すると早速、オーダーということもあり打ち合わせをしながら初めてのA5の御朱印帳づくりは進められていきました。
ちょうど小さいサイズの御朱印帳が1冊作れるだけの生地が残ったので、それもいっしょにお願いしました。
用紙の和紙は機械漉きで、この時は越前和紙の良質なもの。
今は和紙が人気で供給が間に合わない程ということで、仕入れ時期で越前のほか土佐など産地は異なることもあるそうですが、国産でいずれ劣らぬ良質なものを今後も選んでいかれるそうなので安心です。
私は白い奉書紙を選んだのですが、クリーム色の鳥の子紙もオーダー可能です。
一部、鳥の子の御朱印帳も販売されているので、こんな感じの紙です。↓
作業の様子もInstagramでみられるのですが、こんな感じで平岡さんご自身の手で裁断と張り合わせをして作っておられるので、海外製の大量生産ではなく、少量生産で間違いなくmade in Japan の京都の職人さんクオリティです。
出来上がったと報告があった時の、KOEIDOさんのInstagram 他に販売中の猫の御朱印帳と一緒にUPされました。
そして、我が家に到着!!
カワ(・∀・)イイ!!
A5サイズの御朱印帳は少し重めの340gですが、持ち歩きもできますよ。
早速、地元の地蔵院さんにお邪魔して御朱印を頂きました。
前回、小さいサイズの御朱印帳にいただいた御朱印と比べてみても迫力が違います。
和尚様もとても書きやすい紙で、こちらの御朱印2つ並記なので小さなものよりバランスがとりやすかったとおっしゃっていました。
A5の私だけのオーダー御朱印帳クロネコバージョンはお寺用にしました。
そして、もう一つのピンクの物は日蓮宗の御首題帳として、1ページ目は我が家の菩提寺の御朱印をいただいて、2-3ページ目には夏に東京に行った時にいただいた麻布の大法寺さんの大きくて貼れなかった御朱印を貼りました。
私が蛇腹の御朱印帳にこだわった理由は、こちらの御朱印をどうしてもこのように貼りたかったからなのですが、いただいたものをそのまま切ったりせずに貼れるってやっぱりいいですね。
私があんまりにもKOEIDOさんの御朱印帳をみていたせいか、Instagramでminneから猛烈にプッシュがありましたが、お友達が赤地にひょうたんの御朱印帳を気に入ったのでポチりました。
もう売れてしまいましたが、ユニークな猫ちゃんの御朱印帳も私好みです。
そして、私が購入したころには無かったのですが、現在御朱印バンドがおまけでついて来るようになりました。
ちょっとジェラシーがムラムラww かわいいです(*^-^*)
送料は200円なのですが2000円以上で送料無料になるのでお友達と2冊とかにしてもいいかもです。
先日行った出雲と奈義の菩提寺の書置きと御朱印帳の比較をしてみました。
菩提寺さんの書置きは現在は大きなサイズの御朱印帳なら切らずに貼れるようになっているのですが、昨年までの記事を読むとこちらのはみ出すサイズだったようなので、お寺さんはそういうところが結構あるのかもしれません。
比較に置いているのは私のA5サイズの御朱印帳と出雲大社(大きいサイズ)と出雲大社北島国造館(小さいサイズ)の御朱印帳です。
出雲大社は鳥の子紙ですね。
現在、MinneでA5サイズの御朱印帳も数冊絶賛発売中!!
そして、もちろん私のようにオーダーで好きな生地や紙でお気に入りの1冊を作ることもできます。
必要な生地(紙)の大きさは A5で縦250㎜×横400㎜程あれば柄どりを気にしないものなら作れるそうなので、古い着物地とかでも面白いかもしれません。
御朱印帳の製作は本業の仕事の合間での作業になるので、オーダーした時期で少しお時間かかるかもしれないとのことですが、それはオーダーの醍醐味ですね(´艸`*)
大きな書き置きでお困りの方はA5サイズの御朱印帳はとてもお勧めです。
そして、一般的な大小の御朱印帳も国産の良質な御朱印帳がリーズナブルな価格なのでぜひサイトをのぞいてみてください。
かわいい御朱印帳が続々UPされてますよぉ~♡
と、A5のオリジナル御朱印帳を快く、しかも安価で作っていただいて嬉しくてたまらなかったので、KOEIDOさんの宣伝を無茶苦茶しちゃいましたけど、紙質も作りも私の手持ちの御朱印帳の中で1番なのは確かです♡
平岡さんこの場をかりてありがとうございました。
また、オリジナル作りたくなったらお願いします(*^-^*)
★Today's Music★
★プーチンさんの日常★
今週のお題「2018年に買ってよかったもの」