74歳、初めてネイルサロンに行く　 - 猫の名はプーチン~The silly alley cat's blog~

うちの母が病の人になってから、もう十数年の時が過ぎ、弟の結婚式から５日後にくも膜下出血で倒れてかれこれ６年半が経とうとしています。

あれだけおしゃれさんだった母が、押し着せの服を着て、化粧もせず。。。

大好きだった旅行（といっても国内バス旅行程度）もできず、ディサービスと病院以外の外出はほぼ無しという日々をおくっているのですが、何がやりたいのか、何をやれるのかもわからず、このままこの人の人生は終わりを迎えるのかな？と思ったらなんだか切なくて。。。

という私も、地元に戻ってから、ずいぶんおしゃれに気を使わなくなっているのでいけません(;^ω^)

元々、かなり節約志向が高いので、費用対効果がないものには、なかなかお金を出そうとしないので、どうしてもネイルサロンに行くという贅沢に、渋ちんのわたしは二の足を踏んでいました。

そんな私が、今年の初め何を思ったのか、ふとネイルサロンに行きたくなって見つけたのが、今お世話になっているJewels Nailさん。

annesea.hatenablog.com

ネイリストさんの腕もですが、会話などの相性がいいというのはとても重要で、リラックスできるかたと出会えてとてもラッキーだと思っています。

新しいデザインのネイルにすると、毎回母に見せていたのですが、「ええなぁ。。。」と言って、羨ましそうにしているので、「行きたいん？」と言うと、珍しく「うん。。行きたい。。。でも、お母さんの手は黒くて汚いし。。。」と言うので、「やりたきゃ、そんなの気にせずにやったらええやん。。人生は１回きりやで！」と言ってしまいました。

ということは、連れて行かなきゃいけないのですが、まず、お店のことも考えずに言ってしまったので、先日、自分のネイルをしたとき「母が来たいと言ってるんだけど、色々不具合のある人なんで大丈夫かなぁ？」と聞いたら、「ぜひどうぞ、隣に椅子を置いていっしょにいてもらって大丈夫ですし、気を遣わずに来てください。」と言ってくれたので、早速予約を入れて、今日行ってきました。

母は、以前、私が赤いネイルをしていたのが気に入っていたらしく、行く前から「赤いのが塗りたい」と言っていたので、色は赤、そして定額のデザインからハートが付いたのがいいというので、それでお願いしたのですが、今回ラッキーなことに、新色の赤が入ってきたばかりだったので、はじめのひとりになりました。

f:id:annesea:20171122144450j:image