猫の名はプーチン~The silly alley cat's blog~

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【Reading】戦争に突入する世界大激変する日本経済/ 渡邉哲也著 ~怖くて震える前にどれだけ戦争の事を知っていますか?~

 昨年末に刊行された渡邉哲也氏最新刊 
戦争へ突入する世界 大激変する日本経済: 中国暴走と欧州解体から始まる金融危機

戦争へ突入する世界 大激変する日本経済: 中国暴走と欧州解体から始まる金融危機

 

年明け早々、本の題名そのままの世界情勢に突入していることは、かなりの鈍感かメディアを完全に遮断して生きておられる方以外は、少なからず皆さん感じてらっしゃるのではないでしょうか?

それだけいま、世界中が緊迫した状況なのです。 

昨年は敗戦後70年の節目ということもあり、様々な方面で戦争について、取り上げられた1年でした。

メディアはこぞって先の大戦についての自虐史を語り、安保法案を戦争法案と言い換え、その法案の意味を捻じ曲げながら群れて大声で叫ぶ人達が、テレビの中に溢れていました。

彼らの意見に耳を傾けながら思ったのは、この人たちはいったい本当の意味での戦争を理解しているのだろうか、なぜ皆が望まないのに戦争は起こるのかを理解しているのだろうか?という事でした。  

 

私達の世代は、小学校の夏休みの登校日には、必ず平和教育というものがあり「原爆は悲惨だ」とか「戦争はいけない」とさんざん刷り込まれたせいもあり、戦争アレルギーになるほどでした。

しかし、私は子供の頃からずっと、大きな疑問を持っていました。

それは、「そもそも戦争ってなんなんだろう?」「だれもが平和を望んでいるはずなのにどうして戦争は起こるんだろう?」ということです。

その答えを求めて、ここ数年戦争関連の本や映像など様々な方法を使い、かなりの時間をかけて調べてみました。 (現在、介護対象者が家にいるので、そういう時間だけはあるのです)

そして、私なりの答えを出したのですが、それは「人間は生き物である」ということです。

人間が生きるためには「衣食住」が必要であり、人は一度豊かな暮らしを覚えると、下のクラスにはなかなか戻ることができません。地球上の資源には限りがあり、いつしかそれを奪い合うようになるのです。つまり、経済活動が戦争の火種になる(世の中的に言う経済戦争のことではありません)ということではないでしょうか?

また、自然界をみていてもが増えすぎると淘汰が始まる。

どうやら今、その時期が来てしまったのではないかと思えてならないのです。

 

 
26:45あたりから先生が時系列に経済史の要点をお話し下さっています。
一部をピックアップして視聴するのもいいですし、3部構成になっているので、長いですが、お時間を作って是非ご覧になって下さい。とても参考になります。
 
この本を手にしてすぐ、はじめに目次おわりにを先に読みました。
ある意味、これだけ読んだだけでも、おおよその昨年起こった出来事、これからの予測や問題点がコンパクトにまとまっています。
 
本文を読むと、さらに、それらについて、なぜそれが問題であり、どうしてそれが起こり、今後どういう方向に進んでいくかを、数字の裏づけ・各国の国民性(ものの考え方)など様々な角度、目線から解説して下さっています。
 
渡邉先生の書かれたものや動画などを通じて感じるのですが、「誰かに聞いた」とか「誰が言っていた」という言葉が少ない(知る限り、ほぼ無かったように思う)のです。
もちろん、これだけの情報量を提供されるのですから、色々な方面からの情報を得ておられるのは当然でしょうが、それを表に出されませんし、かならず数字の裏付けがあり、外交などの件も、マスコミ発表のように浅はかな知識を感情的伝えるのではなく、公の文書なり発表された言葉をご自身で確認されてからのtwitterや様々なツールを使って伝えて下さっている様に思います。
 
昨年末の日韓外相会談後、ネットやメディアでは、まるで蜂の巣をつついたような大騒ぎでしたが、先生の関連tweetがあまりにも秀逸だったので、ここで少し紹介します。(僭越ながら私の意見も含めます)
まず、みなさんの話題の種「不可逆的」
私も、仕事から帰ってすぐ、このニュースを父から聞いたときは、ちょっとdisappointedでした。
正直、「ああ、やってしまったんだな。。。」と思いました。
でも、そのあとにTVのニュース番組をみて、この「不可逆的」という言葉を耳にして、「おっ⁉これはひょっとして、いけるかもしれない」と思ったのです。ただし私のは素人考え、ニュース報道を見ていても、故意なのかテロップには「最終的かつ不可逆的」ではなく

だったりするわけです。

ネットを見ても保守系の方まで結構「アベのセイダーズ」に変身Σ(・ω・ノ)ノ!

直後の評論家と言われる方々も賛否両論というよりどちらかというと「否」のほうが目立っていたように思います。

その中で、先生のtweetは

 

 と冷静。

という事は、官邸のタヌキさんたちの策略だったんだなと安心しました。 

それでも過熱気味なtweetは続いていました。

そして、

ぴしゃりΣ(・ω・ノ)ノ!
 
そうですね。これ、私も海外に住んでみてわかったのですが、「世界の人達はそれほど日本を気にしていない」のです。
それは日本に限ってのことではなく、昨年の中国の習近平国家主席の訪米の時のアメリカローカルニュース(Seattle)なんて「習近平」の名前の発音の仕方(読み方)レベルの扱いなわけです。さらに習近平国家主席についてのニュースは、彼が何者で何をしに来たかではなく「渋滞どうしてくれるんだ、早くどっかいけ(怒)」なわけです。
 
こういった、ほかの方が口にされることのない、本当のことをしれっというかピシャリと、優しい顔をしながら丁寧な言葉で語るというのが、渡邉先生の特性というかユニークなところで、別に先生を妄信しているわけではないのですが、間違いなく信頼できる評論家のおひとりだと思っています。
 
経済関連の本は、未来の世界情勢について書かれている本が多く、それは数か月後、数年後には正解だったかどうか確認ができるわけです。
昨年の夏発売の本から、共著を除く3冊を拝読させていただいたのですが、どれも今の世界情勢を言い当てておられます。これが信頼を増すという事です。 
中国壊滅

中国壊滅

 

 

 

余命半年の中国経済 これから中国はどうなるのか

余命半年の中国経済 これから中国はどうなるのか

 

 

 

日本人が知らない世界の「お金」の流れ

日本人が知らない世界の「お金」の流れ

 

 

今年に入り、世界の動きがあまりにも猫の目のように変わるので、 昨日ついに渡邉先生のメルマガに登録しました。

情報は少しでも早い方がいいと判断したからです。

www.watanabetetsuya.info

 

これを書いている今も、北朝鮮の水爆実験(どうやら水爆とはいえるものではないようですが)のニュースが入ってきました。

朝鮮半島は未だ休戦中、在韓米軍の撤退などの件もあってかな?と少し思ったりもしたのですが、これが何の序章なのか。。。韓国も経済崩壊寸前の模様ですし。。。

 

最後に、今一番気になっているのはドイツ

渡邉先生も、このところよくお使いになっている「平和主義者が戦争を起こす」という言葉。

そういえば、第一次も二次も敗戦国になった国だけに、メルケル首相の今後の動向に目が離せません。

 

「お前は戦争が好きなのか?」と問われると答えはもちろん「NO!」

大嫌いなのですね。

でも、だからといって目を背けると対処ができない、今はそうい時代なのたと思います。備えあれば患いなしなのですね。

 

今の世の中を知るために、この本を手に取られてみてはいかがでしょうか?

眼から鱗が落ちるかもしれませんよ。

 

★過去記事★ 

annesea.hatenablog.com

 

 

    

 祝★100日目 欠かさず毎日書けました。快挙です(笑)
只今猫たちの縄張り争い勃発中。
今朝は上手くウラジミールをまいてエサにありついたあほうさんでありました。
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