先程、Twitterを眺めていたら(もはや病気)Microsoftの澤さんのつぶやきが目に入ってきました。
この手の発言に関するトレーニングプログラムって、政治家の人たちには行われないんですかね?少し考えれば分かりそうなものなんだけど。。。https://t.co/rUJWcTxryG
— Madoka Sawa (@madoka510) 2016, 2月 17
ん、今度は誰だろうと思って記事を読んでみると
う~ん、これは下手すると(海外メディアに変に取り上げられると)外交問題になるかもね?ってレベルの発言のようでした。
という訳で、もはやメディアをまったく信用していない私は、とりあえず動画を探して視聴することに
丸山和也【暴言】「アメリカは黒人が大統領になっているんですよ!これは奴隷ですよ!」 小西洋之 [参考人:浅野善治 荒井達夫]【国会 参議院 憲法審査会】2016年2月17日
発言は撤回なさったようですが、あまりにも不用意な発言ですね。
全部聞くと、おっしゃりたい事は解らないでもないんですけど、今あらゆる面で注目を浴びている与党議員なんですから、重箱の隅をつつかれるのは解っているはずです。
しかし、なんで政治家の方々って強烈に不用意な発言が多いんでしょうね?
ということで、丸山議員の経歴をググってみました。丸山和也 - Wikipedia
行列のできる法律相談所に橋下徹さんと出られてたなぁ~って程度の認識でだったのですが
この方入国審査官→司法試験受けて弁護士資格取って、その後ワシントン大学(シアトルじゃないか(-_-;))のロースクール出て、ロスの法律事務所に3年務めておられたのですね。
そう、かつてアメリカで暮らしたことがあるのですね、なるほど
丸山議員のこの発言、「例えば。。。」で、余計なものまで例えちゃったんですよね。
差別的なことは例えちゃいけないと思うんですよ、今、世界中が差別に敏感なのに、黒人でも微妙なのに「奴隷」ってつけちゃまずいでしょ?って話ですよね。
最終的に、「そんなアメリカは素晴らしい!」って話だったとしても、この装飾語は余計です。「どうぞ、揚げ足とってね♡」と言ってるのと同じです。
これは全文聞くと、随分印象は変わるんですけど、言葉の順序といらない装飾語のせいで、本来言いたかったこと、『問題提起』したかったことが薄れてしまったんだと思うんです。きっと
もし、アメリカの51番目の州だったら
▪ 集団的自衛権は全く問題にならない
▪ 拉致問題はおそらくなかっただろう
▪ 国の借金問題、こういう行政監視の効かないズタズタの状態には絶対になっていない
つぎの話では
「日本がなくなるのではなくって、アメリカの下院は人口によって下院議員の数が変ってので、日本州は最大の下院議員の選出州になるし、たとえば日本が(これまた)いくつかの州にわかれていれば(これは日本国内の道州制の話を交えているのでしょうか?ここでお話がおかしくなってますけど、51番目の州をさらにわけるとは?)上院は各州から2人選出なので十数人が選出されるとなると世界の中の日本というけれど、日本州からアメリカ大統領が選出される。。。」
例えにしても、かなりファンタジーになってきたのでこの辺で(-_-;)
「世界の中心で行動できる日本が。。ありうる」
の次が、奴隷発言
そのあとの、荒井参考人、浅野参考人、お二人ともかなり言葉を選んでおられましたが、メディアでとりあげられたものとは少し話の論点が違うようですね。
やっぱり自分で確かめなきゃ、メディア情報だとこういう内容だったとは、全くわからなかったです。
これは、たとえ話が過ぎた典型例のようですが、与党の一員としての言葉選びはくれぐれも慎重にお願いしたいと思ったのでありました。
142日目 ウラジミールさんの視線の先は天敵(わが父)なのでありますw