ちょっと書きそびれて下書きに入っていた着物の話。
簡単に書いておこうと思います。
昨年の冬、友達に誘われて着物のリサイクル市に行ってきました。
これはちょっと古いですが西海岸真庭店さんのツイート↓
👘 着物千円市開催のお知らせ 👘
— 西海岸 真庭店 (@nishikaigan025) May 26, 2017
5月27日(土)~6月4日(日)まで
着物千円市を開催いたします。
着物・羽織・帯・反物など
約3,000点🌼💕
今回の目玉商品として、
かすりはぎれの袋詰を御用意💗
※駐車場の混雑が予想されますので
お気を付けてお越しください。 pic.twitter.com/WoKdrWMLYG
こんな感じで玉石混交の古い着物の千円市なのですが、当初、私はお買い物をする気はなく、友達のお買い物サポートとどんなものがあるのか興味津々だったのです。
当日は開店前から列ができていて、田舎でもこんなに買い物に来る人がいるんだとちょっと驚きました。
たぶん、着物を使って手作りで何か作ったりする方おられるのでしょう。
さらに以外だったのは、外国人のバイヤーさんが岡山の消して便利だとは思えないところまで買い付けに来られていたことです。
これは本当に驚きました。
見かけたのは、英語圏の方(英米?)フランス人、ドイツ人など欧米系の方々。
私たちが思うのと違う使い方をされるのかもしれませんね。
私もリサイクルの着物は結構持っているのですが、ほとんどがインターネットで買ったものなので、こういう商品をドーンと置いてみんなで争奪戦というのは初めてだったので、友達の欲しそうなものを見繕いながら、何か面白いものがないかなと物色していると、なんと銘仙の反物があるではないですか(^^♪
それも、内地絹織物と書いてリ、産地も秩父!
これも、1,000円ということで、資料的にも面白いと思って2反買いました。
丁度、同時期に大叔父(99歳)が大叔母の形見の草履を持ってきてくれたのですが、これは大叔母がずっと履かずに取っておいたものだったので一度も履いてないものでした。
丸一というと津山では有名な草履屋さんだったのですが、時代の移り変わりというのか私が関西にいる間に店じまいをされてしまいました。
ということで、私が一番直近で草履を買ったのは大阪の草履屋ちぐささん、船場センタービルの中にあります。
うちの母もそうなのですが、着物や服の一張羅と思われるものは袖を通さずめでて終わりというものも少なくないようです。
かなりもったいないと思うのですが、持っているというだけで心が満たされたていたのかもしれませんね。
銘仙の話に戻ると、こちらの柄は結構ネットでも見かけたことがあるのですが、着物にするとどうなのでしょう?
ちょっと難しい柄だと思います。
こちらに証紙がついているので、内地向絹織物の記載から戦前のものだと思われます。
こちらは秩父銘仙というタグが付いています。
この柄はネットで1度ぐらいは見たことがあると思う程度です。
柄については、着物にしても着られるなと思ったのですが、古いものは生地が傷んでいることも多いので、着物にする優先順位は低いのですが、持っていて楽しいものだと思います。
千円市恐るべし!!
ただし、ちょっと気になったのはタンスにしまわれていたものなどが多いので、購入したら念のために家に持ち帰ってすぐ、布団乾燥機などを使ってダニ退治をしておいた方がいいんじゃないかなと思います。
ネット販売と違って、どーーーんと置いてありますからね。
これは骨董市とかも同じではないでしょうか?
古いものは自己防衛は大切です(*'ω'*)
★プーチンさんの日常★