オバマ大統領の広島訪問
様々な意見があるようですが、今回の訪問とオバマ大統領と安倍首相のお二人のスピーチとても私の心に響きました。
今回、オバマ大統領が「謝罪をするのか?」という事に焦点を当てる方もおられましたが、個人的には「謝罪」は必要ではないと考えています。
これを読んで、「なぜ不要なの?」と思われる方がおられるかもしれません。
もちろん、私と異なる意見の方も沢山いらっしゃるとは思います。
私がなぜ「謝罪は不要」と思っているかというと、よく恩師が戦争体験の話をして下さったのですが、「病気の妹を大八車にのせて焼夷弾が降ってくる中を逃げたんや。。。」そして最後に「だれも責めたらあかん、それが戦争や。。」とおっしゃっていたのです。
そういう時代だったと。。。
もうひとつ、11年前Seattleで第二次大戦の話になって、「いつの話してるの?それに私達生まれてないじゃない?なんで生まれる前の事で謝るの?私達は友達じゃない(*^-^*)」と言われたのですね。もう、それはそれは嬉しかったんです。その時点で戦後60年、そして今年で71年目。
オバマ大統領のスピーチ「あの運命の日以来、われわれは希望をもたらす選択もしてきた。米国と日本は同盟関係を築くだけでなく、戦争を通じて得られるものよりももっと多くのものを国民にもたらす友情を築いた。」
まさにこの言葉がすべてを言い表していると思います。
今回、オバマ大統領が被爆者の代表の方とお話をされたとき、温かいハグの光景を見て、謝罪の言葉よりも大切な何かを感じたのは私だけではないはす。
被爆された方のご家族のtweet
原爆で亡くなった父方の母の一族に報告。ばあちゃんがかろうじて残したDNAとして今日、アメリカの大統領が広島に来て献花したのをこの目で見ましたよ。
— Maiko Kissaka (@kissaka) May 27, 2016
オバマさんのスピーチの評価や受け取り方は、広島・長崎出身者とそれ以外の人で違うだろうなと。今まで見て見ぬ振りをしていた米国が、やっと正面から考え始めたんだと思うから。長崎の被爆二世のオイラとしては、素直に受け取ったけどね。#クロス
— queenie (@bri_edamame) May 27, 2016
さだまさし「親戚が被爆者ですから、特別な思いがある。現職の大統領が広島訪問された時、
— まさぼん2号 (@masabon2nd) May 28, 2016
ホロホロホロホロ涙が止まらなかった。母親が亡くなった時もここまで泣かなかった。感動とかではなく、時代の変わり目を目撃した震えかな。」 #生さだ #namasada
私も被爆者である親や親戚の口から、米を避難したり、謝罪が欲しいという言葉を聴いたことはないな。@長崎民 #生さだ
— queenie (@bri_edamame) May 28, 2016
「これ(原爆)を日本が作っていたら相手に使っていたかもしれない」「だから敵国ではなく戦争そのものを忌むべきである」という話にもはっとさせられた。 #生さだ https://t.co/EgLz5Ww8Cj
— しろくろねこ@今年は捲土重来の年 (@philosophy_momo) May 28, 2016
これが生の声だと思います。
米国の大統領と日本の首相が、そろって広島を訪れ、ともに全ての戦没者のために祈った。この歴史的瞬間をみることができて本当に幸せです。
「日米両国は、同盟および友好関係により、戦争を通じて得るものよりはるかに大きなものを国民のために勝ち取りました」オバマ大統領 広島でのスピーチから #オバマ来日 pic.twitter.com/DPYBzWhSox
— キャロライン・ケネディ駐日米国大使 (@CarolineKennedy) May 27, 2016
昨年の安倍首相の訪米のころから、様々な準備をなさっていたのだなと、今になればわかるのですが、今までできなかったことを成し遂げてくださった、両国関係者に感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にムネアツです。ありがとうございました。
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まとまっとるやないか。 .@kmttr さんの「猫組長から見たオバマ大統領の広島訪問」をお気に入りにしました。 https://t.co/s9t7g5lVIK
— 猫組長 (@nekokumicho) May 27, 2016
新たな一歩