昨年のマスク不足のころからマスクをずいぶん作ったのですが、その際に様々なサイトで作り方をみて、たどり着いたのが、yunyun(猪俣友紀)さんのブログでした。
マスクに関してはレシピをたくさん公開して下さって、困っているときに大変かりました。
今も、まだコロナ下ですが、不織布マスクも簡単に手に入るようになりましたし、1年前のパニック時とは全然違ってきているのですが、まだまだマスクは必要です。
ミシンも買いなおして、手づくりできるようになって遊び心も出てきましたが、私はyunyunさんのポケットとノーズワイヤーが交換できるこのレシピの応用(横幅大き目)の物しか作っていません(*^-^*)
[『フィルターポケット&ワイヤー通し口付き』プリーツマスクの作り方2] https://t.co/wFb3Lb6VTN
— Manami Ichi🐙🦑 (@Manaming1) 2021年2月22日
[手作りプリーツマスクの作り方「3段プリーツ&タックマスク」2点紹介] https://t.co/qMFXa9fjGE
— Manami Ichi🐙🦑 (@Manaming1) 2021年2月22日
我が家は介護をしているので、自宅用の不織布マスクはストックが結構あったのですが、マスク不足の方にまでお分けすることは難しく、最初は、アメリカや関東の友人知人用のマスクづくりを始めたのですが、外出も難しいころで、さらに皆さんそろってマスク作りを始められたので材料もネットでも売り切れ続出(´;ω;`)
そこで重宝したのが、家にあった手ぬぐいでした。
手ぬぐいは和柄なので海外の方には喜ばれるアイテムの一つです。
マスク不足だったシアトルにも送ったのですが、郵便事情がとにかく悪くて、結果、船便になってしまったのも今となれば思い出です。
これも、家にあった手ぬぐいで作ったのですが、これは富士山登頂記念の手ぬぐいの日の出の部分を使ったものです。
手ぬぐいや晒の横の長さは33㎝から36㎝ぐらいなので、yunyunさんのアダルト用マスクなら折り返しを考えると、いい感じに仕上がります。
でも、手ぬぐいは裏も柄にするのはもったいないというのもあるので、半分にカットして使うと表の柄が2つ取れます。
こういう、柄の入り方をしているものもあるので、カットの仕方でマスクの印象も変わります。
それでは、私がyunyunさんのレシピをもとに、1年で300枚程作って、我流で変更した点を含めて紹介したいと思います。
布とミシン以外に用意しているものはこちら↓
早速、を写真で紹介したいと思います。
まずは、お好みの横幅にカットした手ぬぐいを用意しましょう。
こちら、17㎝にカットしています。
yunyunさんのレシピは市販の不織布マスクに沿った王道のサイズなのですが、ワタクシ、布マスクは横幅を大きくして顔を包むスタイルが好きなのでだんだん大きくしてしまいました。
17㎝は高校生とか小顔の方向けに作っていますが、メインは18㎝で、ご希望により殿方やガタイのいい友人wには20㎝まで広げています。
これは、好みの問題なので、王道はあくまでyunyunさんのサイズです。
1/2カットしたものを用意します。
yunyunさんのレシピ通りの3段マスクの型紙を置いてみましょう。
これで行くと折り返し部分が取れません_| ̄|○
ヤバい(/・ω・)/
縦位置の柄なら、ここは無問題で作れるのですが、横位置は半分にすると、この仕様では布を継ぐが、折位置を変えなければなりません。
ということで、yunyunさんの子ども用のレシピの型紙?を置いてみる...
微妙に無念_| ̄|○
[子ども用3段プリーツマスクの作り方と2種類のサイズ紹介♪] https://t.co/Gg1TPHpzBE
— Manami Ichi🐙🦑 (@Manaming1) 2021年2月22日
ということで苦肉の策で上下5㎜ずつ短くすることにしました。
私の場合、量産するのでいちいち定規を使って量るのが面倒だったので、ボール紙でこういうのを作って使っています。
これで大丈夫でしょう。
まずは上1.5㎝のところにアイロンで折ります。(マスクの縦位置をもとのサイズに近づけるために、すこしでも大きくするなら1.2㎝ぐらいにしても無問題、こういうの臨機応変にしてみてください)
あ、先程、紹介し忘れたアイロン用定規↓ww
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これ、めっちゃ便利でお勧めです。
お安くはなかったのですが、大活躍しております。 現在のアイロンは日立
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これは、年代物のアイロンを使っていたらプーチンさんがいたずらして落下させて壊してくれたので、泣く泣く新しいのを買いました。
ハンガーにかけたままスチームできるので気に入っています。
型紙を置いてみました。
下に約1㎝ぐらいの折り返しが可能になりましたヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
約2㎜ぐらいのところで上を縫います。
1.3㎝ぐらいのところに印をつけます。(1.5㎝のところに点を打ったのは私ですがw)
切りこみを入れます。
ここで、手芸用ボンド登場!
これは、ノーズワイヤーを出し入れするときに引っ掛かりを無くすためです。
100均にも似たような商品がありましたのでそれでよいと思います。
アイロンでジューっと乾かします。
ノーズワイヤーが入るように1本目の5㎜ぐらい下を縫います。
晒と手ぬぐいを晒を2本目の線あたりに合わせて、型紙の長さに合わせて線を引いて中表で縫います。
晒は半分に切った時、縁のほうを上に持ってくると返し折りをする必要がありません。
私はフリクションペンを使って線を引いています。
線の上を縫ってたあと、アイロンをかけると消えるので優れものです。
文房具屋コーナーで普通に売ってます。
尚、インクがなくなったわけではないので-12℃ぐらいになると線が浮き出てくるらしく冷凍庫に入れると線が復活、でも、またアイロンやドライヤーをかけると消えます。
フリクションペンを使う話は、和裁の本を読んでいた時に、和裁師さんの知恵として紹介されていました。
着物は、反物を無駄なく使うのが先人の知恵。
私が、プリーツマスクを好きな理由は、和裁と同じで直線縫いが多く、立体マスクと違って生地のロスがほとんどないところです。
晒も、手ぬぐいと同じでまちまちの長さなので、手ぬぐいの長さに合わせて切ります。
縫い目のところをアイロンで開きます。
心持、裏に表地が見えるぐらいでアイロンで押さえて型紙を置いてみます。
ここで、手芸用ボンドを晒の端2点に塗り止めます。
本来は糸で仮止めなのですが手抜きです。
2㎜ぐらいのところを縫います。
これもあると便利な先曲がりピンセット↓
細かい作業に使えます。
目うち使ってる方もおられますね(*^-^*)
縫い位置ですが、5㎜ぐらいでもいいと思います。
好みかな?
縫えたら、チャコペンで折位置に点をつけて行きます。
これも100均に売ってたのでOKです。
折り目ですが、私はまず一番上にアイロンをかけます。
つづいて下から2番目
で、折り目と折り目を重ねて真ん中にアイロンをかけます。
キッズ用のレシピの型紙を使うと○したところに印がなかったのですが、作り方の問題なので、ここのように折り進めていただくと綺麗に線がそろいます。
上下逆さまにして折り目を上の点に合わせてアイロンをかけていきます。
3つともやると綺麗にそろいました。
私は待ち針を使わない派なのでクリップ止めします。
今使ってるのはセリアの文具コーナーにあるクリップのS
クリップ使わなくても人差し指で布を押さえてもいいです。
ちょいちょいピンセットも登場!
端っこミシンをかけてプリーツを押さえます。
つづいて縁をつけます。
ノーマルの大人用の作り方の場合は12×5㎝を2枚ですが、今回は子ども用の型紙に近いサイズなので11×5㎝を2枚用意します。
角に、布を合わせてアイロンをかけます。
クリップは左上と右下2点止めでOK
約、1㎝のところにミシンをかけます。
最初と終わりは返しミシン。
縁布をひっくり返して
0.8㎝から1㎝のところをアイロンでおります。
私は今は0.8㎝のところで折っています。
縫い目に沿って折ってアイロンをかけます。
私がマスクを作り始めたとき、マスクゴムが不足していたので、代替品を試したのですが、友人たちに好評なのが、ストッキングやタイツを輪切りにしたもので、これは耳が痛くなりにいので、長時間使うと違いがわかります。
素材にもよるのですが、薄いもので3㎝厚めのもので1㎝ぐらいに切って引っ張るとこのように円くなるります。
足首のところは小さい円、太もものところは大きい円ができるので、素材によっては太もも部分は半分に切って使うこともあります。
このようにストッキングのゴムを円のまま挟んで縫ってもいいですし、一緒に縫い付ける不安があるならひも状にしたものをあとから通してもいいです。
端は返し縫いをしてください。
うちのミシンでは縫い目辺りで針が進まないことがあるので、布の厚みとお使いのミシンによっては一旦抑えをあげて少しだけ布を動かして縫い薦めるといいと思います。
以前は、ほどいてやり直しをしていたのですが、今はこの方法で乗り越えています。
自動糸切が付いていないミシンは糸の始末をします。
表
裏
表とは違い、縫い目が歪んでいますが、これも着用に問題ないので気にしないで良いでしょう。(言い訳w)
ここが、ミシンがうまく進まなかった部分ですが、売り物ではないのでご愛敬ww
ノーズワイヤーですが、お手持ちの使い捨てマスクのノーズワイヤーを捨てるときに取っておけばOKですが、代用品なら結束用のビニールタイが使えます。
量産する気がないなら、使い捨てマスクのノーズワイヤーがベストなので、プレゼントなどなら差し上げる方にご自身で入れてもらうように話すのもいいと思います。
これで出来上がりなのですが、私は上下や裏表がわからない人のために、プーチンさんのスタンプを押しています。
ちなみに、アベノマスクに押してみたりもしました。
これで、横位置に半分に切った場合の手ぬぐいマスクの作り方は終了ですが、手ぬぐいや晒を半分に切らない場合や、縦の柄でちゃんと王道の寸法がとれる場合は、yunyunさんのレシピの型紙を使ってお作りになるのをお勧めします。
こちらの型紙を使うと、15㎝~で、特大の20㎝の布幅のものも作れます。
というか、作ってますww
しるしをして
一番上の線と1.5㎝のところを先にアイロンで折って
一つ下の2.5㎝の点に合わせて折っていくと
このように綺麗にプリーツが取れます。
縁布は12×5㎝のものを2枚
同じ生地でもいいですし、縁だけ変えてもいいです。
後の工程は同じです。
★yunyunさんの著書★
色んなアイディアがいっぱいで勉強になりました。
新刊
★プーチンさんの日常★
マスクばっかり作っていたので、ご立腹のプーチンさんは「邪魔してやるにゃ(ΦωΦ)」と申しておりますww
とりあえず、プレゼント用はひと段落ついたので、あとは確定申告してから。。かなww
あ、ブログ。。書きますww