猫の名はプーチン~The silly alley cat's blog~

プーチンさんは元地域のボスで私の最愛の猫でした🌈 (Amazon・楽天・うさパラのアフィリエイトプログラムに参加しています)

平成の貧困ってなに? ~生活保護は国が管理した方がいいと思う ~

本当は今日は違う事を書こうと思っていました。
でもPCを開いてFacebookをチェックしていたら、こんな記事が目に入ってきたのです。

読んでみて気持ちが悪くなりました。
どうしてこんな記事を書くのでしょう?
 
はっきり言わせていただきますが、これは貧困でも何でもないですね。
 
問題は、この人たちの頭の中にあるのではないでしょうか?
 
貧困というのはこんなことではないと思います。
 
まず、初めにでてくる彼女。
どうやら、都内の有名私立大学に通っているらしいのですが、「風俗という仕事があって、本当に良かった……」って、はぁ??
なんでしょうかこれ??
 
貧困にあえぐ人が、地方から出てきて、私立の大学に行って、私費留学したいから風俗で働く???? はぁ??
 
育ちの良さそうな清楚な風貌で、いくつか志望企業に内定をもらっている、このデリヘル嬢は会社に入ってもそのままこれを続けるそうです。
なんでも有利子の奨学金が480万円あるそうです。。えっ???
 
それでは簡単な計算のお時間です。
彼女は大学2年生になる少し前からこのお仕事を始めました。その後3年間このお仕事を続けました。収入は1か月で約30万円です。
彼女は卒業までにいくら収入を得るでしょうか?
 
  3×12×30万円=1080万円
 
まぁ、毎月ではないとしてアバウトに6か月分を差し引いたところで約900万円ですね。
この段階で奨学金は完済できるはずですね?
生活費もあるので全額は無理でも、派手な生活をしなければある程度は返済できると予測されます。
 
彼女、税金も払っていない可能性もありますね。申告してるんでしょうか?
 
という訳で、
これが噂の平成の貧困というものらしいです(棒)
 
そしてこの比較対象ですが、40年前との学費比較と初任給の比較をしています。高度経済成長の時期となぜわざわざ比べるのでしょう?
 
つぎ、仕送り額が1994年のピークの時期と比べてますが、この頃からデフレですね。。ずぅ~っと(-ω-)
 
記事に都合がいい数字ばかり見つけてきていますね、作為を感じます。
 
このほかも、つっこみどころ満載だったのですが、気持ち悪くなってきたのでこの辺でまとめます。
 
 
まず、昔の貧困ってこんなレベルではないのです。
 
基本、風呂付の物件があまり無かったんですよね。昭和40年代ごろまでは。。。
 
戦後のバラックみたいなところから始まってるわけですから、70歳代ぐらいの人の子供のころの写真を見せてもらえばビックリするようなの沢山あります。
父とか、「おかぁ~ちゃんに、よく『隣で味噌借りてきて!』言われよぉ~った。」って言いますもんね。
 
私達のころでも、結構笑える。。今の基準で言えば日本国民の過半数を超えるような人たちが、完全なる貧困だったわけです。そして福祉も全然充実してなかったわけです。
 
今の子供手当みたいのだったり、子供の医療費無料だったり、高校の無償化だったりって夢のまた夢だったと思います。
 
そして、今70歳代の人の頃までは、中学出て集団就職で都会にっていうのがふつうにあって、高校出ていたらまぁそこそこの家、大学出ていたら立派なエリートだったわけです。勉強できるかお金ちじゃないと大学なんて行けなかったわけです。
 
40~50歳代ならバブルがはじけたあとをず~っとリアルで知っている世代。
まだまだ高卒も多くって、大学行けないから貧困なんて時代ではありませんでした。
 
だけど、みんな忘れちゃってるのでしょうか?
 
大学なんて、お金がなきゃ地方でいいし、勉強して国公立行くなり、特待生になればいい。
別に行けなきゃ行かなきゃいいし、どうしても行きたかったら、いったん就職して官房長官のように夜学行ってもいいし、通信制だってあるのです。
 
それでも、どうしても行きたかったら死ぬ気で勉強して、学校からどうしても来てほしいと言われる人になればいいのです。
(つい最近、父の友人のお孫さんが某有名私立大学の推薦入試?で見事主席をゲットして、学費免除になったそうです。)
貧乏は言い訳になりませんね、昔の偉人たち、結構ど貧乏ですもの。
アメリカだっ日本だってそんな人沢山おられますから、学校で習ったでしょう?
 
みんなが行ってるから、行かなかったらいけないなんてこと何もない。
大学って勉強しに行くんですよ本来は、見栄のため行く必要なんて何もないのです。
 
こういう記事に惑わされて悲嘆にくれるなんて無意味だと思います。
 
本当に貧困なら、生活保護にたよってもいいと思います。
けれど、お年寄りや重度の障害が無い人たちは、ある一定の期間でそこからまた出直せるような仕組みをつくっていかなければいけないと思います。
個人的に仕事をあれこれ選んでいる人には、支給は1年以内でいいと思います。
生きるために、ある程度妥協できないのはわがままでしかないと思うのです。
 
介護などで離職を余儀なくされる人は?という意見もあるでしょう。
ですが、私も介護をしながら、働いています。
重度の介護であれば、ケアマネさんを通したり、行政に相談して、生活保護が必要な場合は介護サービスと組み合わせて、パートなどの仕事できるようにしながら、全額支給ではなく一部支給を受けられるようにすればいいと思います。
 
夏の新幹線事件の時から、とても気になっていたのですが、都会で生活保護うけたり貧困生活をしている人の不満が、ニュースで大きく取り上げられることが増えていますが、私は地方に移住できるようにすればいいと思っています。新幹線事件の犯人のように年金もらってるならIターンでもUターンでもよいと思います。暮らしは楽になるはずです。友達がいないなんていうのは贅沢ですね、作る努力ぐらいしたらいいと思います。
 
今のように、各自治体で生活保護の受給基準が違っていたり、住民登録されていないところで生活保護が受給出来たりするようでは、不正の温床になってしまいます。
ときどき起こる餓死事件のように、本当に必要な人が受給できなかったりするのでは本末転倒です。
 
マイナンバー法が施行されたので、複数の自治体での不正受給はできなくなるはずですが、国が一元管理をすることによって、一部地域での生活保護受給者の増加や財政圧迫が軽減できるのではないかと思います。
さらに、生活保護受給家族への地方移住斡旋を行い、新規就農などを含め、新しい職業へのチャレンジなども推進できるはずです。
でも、地方が生活保護費を負担している間は、これはできないですね。地方が生活保護費の支出増を喜ふ訳がないのですから、そういう人をわざわざ受け入れることはしないでしょう。
 これができれば、生活保護とか貧困に陥る人達が生活費の高い都会にいる必要などないのです。空き家対策にもなりますから、是非とも検討していただきたいと思います。
 
行政は、「都会で働くことにつかれた、働く気にならない」とおっしゃってる方でも、地方で新しい環境、新しい仕事で再チャレンジするきっかけづくりをしたり、母子家庭でものびのび田舎暮らし促進とか、で生活保護からの脱出応援をしてみてはどうでしょうか?
 
地方創生って、バラマキだけでなく、負だと思っていることをプラスに変える知恵を絞ってもよいと思います。
 
一億総活躍なんでしょう??
 
今、貧困層生活保護を受けている=ダメな人・可哀想な人ではないはずなのですから
 
ところで、Twitterでフォロワーの夢猫さんのお言葉

これは厚労省いけませんね。というか、別府市頑張りましたね。他の市区町村もどんどん取り組んでほしいと思います。

外国人への生活保護費の支給は最高裁違憲判決でましたし、生活保護費をギャンブルや違法は使い方する人たちにも早急にきちんと対処する通達を出す必要があるのではなでしょうか?

  
  
 
 80日目 シルバー人材センターの方が庭木の剪定に来られていたので、ちょっと勝手が違ったあほうさん 
来て下さったおじいさんは元庭師(現役だけど)、この時期は引っ張りだこで超多忙だそうです。歳とっても働けるっていいですね(*'ω'*)
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